寂れた神戸の救世主となるか？神戸ハーバーランド「umie」グランドオープン！

2012年3月11日に閉店した神戸阪急のテナント跡とその他周辺建物を整備し直して
2013年4月18日に「umie（うみえ）」という名前でオープンしました。

イオンが運営するこのショッピングモールは関西初出店のお店や神戸初出店のお店が多数あり、新しい物好きの神戸市民は一度は足を運ぶことでしょう。
H&MやOLD NAVY、ZARA、ユニクロなどが揃って若者にはウケるショッピングモールになりましたね。
そして翌19日には「神戸アンパンマンミュージアム」がオープンし、ファミリー層にもウケる地域へと変わりました。
この1年間で約1500万人、360億円の売り上げを見込んでいる様ですが、そんなに人は来るのでしょうか・・・。
いくら関西初出店のお店もあり、更に関西圏にはないアンパンミュージアムがありますが・・・
というかアンパンマンミュージアムの入場料1歳以上が1500円って・・・高すぎませんか？（苦笑）

一家揃って行ったとしても5000円近くなります。ヒェェ～
父親が連れて行って母親がショッピング、という感じでしょうかね。

今まで潰れては立て直し、また潰れて立て直しと失敗を繰り返してきた土地柄、長続きするか心配ですが、オープン当日の盛況ぶりを見ると・・・まあ様子見ですね。

個人的には本屋（大垣書店）ができてそして今夏からトイザらスがオープンするので
これはなかなかいいですね。
でも、結構前にハーバーランドにもトイザらスがあった時代があったんですよ。。
自分が小さい頃によくおもちゃを買ってもらった覚えがありますが、いつの間にか撤退して今に至っています。（調べてみたら2008年に閉店していました）
今回はHa・Reや神戸阪急、モザイク側が改装されて賑わっていますが、ファミリオの方は以前寂れてしまっていて光もあり、闇もありというのが神戸ハーバーランドの現状ですね。

今回は果たして成功するのでしょうか！
そこでumieの様子を写真で撮ってきたので見ていただきましょう。

ここからの写真は全て15日に訪れた時の写真です。

まだオープンしていないumieの様子。

こんな人の殆どいない様子がここ近年のハーバーランドの姿でした。

久々に行ったのですが殆ど改装されていて明るくなった印象を受けました。

店内が見れることができ、殆ど内装も完了し、店も準備を終え、オープンを待っているという具合でした。

H&Mの看板も発見。

このインフォメーションの横にあった端末ですが、なんと駐車場の混雑状況も分かるみたい。

本屋に行く時はいつも三宮のジュンク堂に行っていましたからこれでわざわざ三宮に行くこともなくなり、有難い話です。

ずっと本屋ができるのを待っていたんですよね～

阪急時代とはえらい変わってしまいましたね。

とにかく明るい！流石イオンが改装したって感じがします。

なんとumieのポイントカードもある様で、5月12日まで作成に100円かかるのがなんと無料みたいです。

今のうちに作っておきたいところですね。

店内には、勿論誰もいません。

モザイクも大分変わりましたね。

回遊性をよくする為に今まで無かった歩道が整備されました。

逆に今まで何故無かったのか？と不思議になりますよね。

ここの雰囲気は落ち着いていてかなり好感を持ちました。

そしてガス燈通りと言われた通りも「アンパンマンストリート」と名付けられ
アンパンマンに出てくるキャラクター達の石像が至るところに設置されています。

そして、神戸アンパンミュージアムです。

ここは寂れた遊園地があった跡地なのですが、観覧車だけ再利用されるということで

よかったんじゃないでしょうか。

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そしてumieのとあるお店で働いている母からプレオープンをやるとの情報を得て早速16日に行ってきました！

一足お先にumieを見学します。

まず、こちらの本屋にチョッコー（笑）

カフェもあってなんとコンセントもあり、ゆっくりできるカフェスペースになるかも！？

本の種類も中規模の本屋ぐらいはありましたし、これはできてくれてありがたい。

ソフマップを出て連絡橋から。

プレオープンをどこからか聞きつけたのかいつもより人が多いです。

勿論、映画館もできました。

なんと、神戸のスイーツを食べながら映画を鑑賞できる様です。

モザイクにあった映画館より綺麗でいいね。

そしてこちら、セガのゲーセン（笑）

ゲーセンも昔のハーバーにありましたが撤退していったのでリベンジですね。

思ったよりゲーム機の種類が少なかった・・・。

なんとなく、阪急だった頃の名残はありますが、でもイメージチェンジができています。

ただ、どことなく古臭い感じもします。

めっちゃ空いてるH&Mもオープンしたら大混雑だろうなあ・・・。

インフォメーションもしっかり完備されています。

阪急の名残がまだまだ残っていますね～この吹き抜け、覚えています。

一回りして自分の感想は、年に何回か来れば十分と思うテナントだと思います。
あの、全国各地でショッピングモールを開発しているイオンがテナントを誘致したから
大丈夫だとは思いたいですが、不安になる印象を受けました。

シニア層にはあまりウケない店の構成となっており、三宮や元町任せ、という感じでしょうか。
まあ、30代のファミリー層を狙って開発されましたから、元々ターゲットではないということですね。

自分は本屋と今夏にオープンするトイザらスやスタバ、セリア以外は行かないかな・・・と思います。
まだ飲食店もまだオープンしていないのでこれから、ですね。
しかし、なんで全部一気にオープンしなかったのか、疑問です。

あと、元から居座っているイズミヤのせいでせっかく新しくなったのに
チグハグになった印象を受けました。
スーパーなのに21時までに閉店しまうし、その他のスーパーに入っていただきたいと思います。

まあこの負の連鎖が続いているハーバーランドに賑わいが続いて欲しいと神戸市民みな思っていることだと思います。
でも、自分の予想では3年後ぐらいはガラガラになっているかも・・・しれません。

Mayakan of the spring of 2013

さて4月4日に2013年春の摩耶観光ホテルへと行ってきました。
そう、こうして買い揃えたHX30VとGF3でマヤカンを“撮り”に行きました。

今回はいつもより少ない2人で行きましたが、天気も良く気温も高めで
とても廃墟日和となりました。
お昼頃、某所で待ち合わせをして最寄駅まで行き、そこから歩くこと1時間弱・・・
ついに、もう何度来たのか分からないというぐらい訪れたマヤカンに到着しました。

まず、到着したのですが、ふと行ったことない南側の斜面へ行ってみたくなり突入。
まあガラクタが斜面に散乱している訳ですよ・・・（苦笑）
一昔のコカコーラの缶にジョージア、アクエリアスの缶、黒電話・・・その他ガラクタも大量に投げ捨てられていましたね。
その上に草や木が生えて・・・凄い状態になっていました。

そして、正面玄関の回った時にこんな物を発見。

摩耶観光ホテルと書かれている消化器。

当時も、この名で呼ばれていたと言う何よりの物的証拠ですね。

さぁ、マヤカンの中へ侵入します。

空は晴れて光が差し込んで写真が撮りやすいですね。

前回訪問時に比べればさほど変化は無いようには見えますが、いかほど？

明るい“廃墟になったマヤカンの玄関”の奥

廊下を少し進むだけで、薄暗くひんやりした空間へと移動します。

お次にこちらの“緑の部屋”と呼ばれる部屋で昼食。

チョイスしたのは自分が大好きな生ハム2つとジョージア、ペプシ。

友人からおにぎりも分けて貰いましたがこれまた美味しいかったですね。

「室内廃墟飯」ができるのはここマヤカンぐらいでしょう。

実際はこんなに暗い感じの部屋。

日当たりはよくありませんが、この輪郭と木々の緑が美しさを引き立たせます。

あれ・・・この赤いソファーは大広間にあった物では？

自分達が来た去年11月以降、誰かがここに動かしたのでしょう。

しかし、こんな重い物よくここまで運びましたな～

こちらの部屋は日当たり良好で気持ちの良い明るい写真が撮れました。

マヤカンのこのラインが格好良さを引き立たせる一つかもしれませんね。

ところどころ、ピンクっぽい塗装も出てきております。

その時、友人が足音がすると言い出して耳を澄ましてみると・・・

確かに聞こえます。

しかも、話し声。

「2人か？」

廊下の先からHX30Vの20倍ズームを駆使して撮ってみた写真がこちら。

・・・「制服の少女にカメラマンって絶対何かの写真集の撮影でしょ（笑）」

そのまま、挨拶も交わすことなくやり過ごすことにして廃墟探索続行です。

ここは以前は食堂だったのでしょう。

ここも広くて落ち着いた空間です。

この前行った時は無かった黒電話が何者かによって“寄贈（寄付）”されていて驚きました。

静かな風の音と、摩耶ビューラインの発車音、警笛に神戸の街の響めきしか

聞こえてきません。

時より、鶯のさえずりも聞こえてきて心地よい廃墟ですね。

ここに以前訪れた時は鳥の亡骸が転がっていたのですが・・・

今では面影も形も残っておりません。

どこからともなくあの見かけた2人の声が聞こえる・・・。

できたら、鉢合わせすることなく、廃墟探索を終えたいものである。

あぁ・・・左の壁にピンクで目立つ落書きが。

どうやらこれ、今年の1月10日に訪問したDQN達が書いた様で

残念でなりませんね。

こんな素敵な廃墟を汚いスプレーで荒らすとは・・・許せません。

ダクトが完全に落ちてしまいましたね・・・

でもこれでまた絵になります。

2階の大広間に上がったらなんとあの2人組に鉢合わせになってしまいました。

勿論、あっちも自分たちも無言です。

というか制服じゃない・・・？着替えたのか～（謎の納得）

その後この人たちはケーブルカーの駅へと続く道に消えていきました。

「おいおいそっちは・・・マズいんじゃないの～？？」

許可でも貰っていたのでしょうか。

不思議でならない訪問者たちでしたね。

大広間へとやってきました。

前日の雨のせいか、なんと雨漏りで水浸しに！

しかも、天井から雫が垂れてきてこれまたいい味だしてます。

「な、なんじゃこれは！？」

戦艦のおもちゃと、線香・・・？と思われる物が舞台上に散乱。

少し見える紙には「厨房とID」が書かれており、2ちゃんねらーの仕業か？と思いきや・・・

実にくだらん厨房共の仕業だった様です。

同行者の友人が簡単に特定してはりました（笑）

それがこちら

こんな奴らが来ているとなるとここが危うくなるのも時間の問題でしょう。

落書きも風化して消えかかっています。

この角度の写真が大好きです。

また行った時も撮ろうと誓っておりましたが、やはり撮りました。

あの円形の窓から注ぐ光が落ち着きます。

さて、大広間の外廊下へとやって来ました。

以前、屋上にありB29のタイヤと言われたあの白いタイヤですが、

このホテルが現役だった頃、この近くに摩耶遊園という遊具がある公園があった様で

そちらの遊具の一部が残って何者かが屋上に運び込んだという説が有効の様です。

こちらにはイノシシの糞もあったりと、動物たちも廃墟探索に訪れている様です。

水でびちょびちょの大広間も水面に反射したガラスで綺麗で落ち着いた空間となっています。

大広間の外廊下を振り返って撮影。

ここにもピンク色の真新しい落書きが増えていました。残念です。

さて、神戸の町並みでも見て行きましょうか。

ここまで良い景色が眺められるのもマヤカンの長所の1つです。

レンズゴミが・・・。

それはさておき、なんだかモヤがかっている神戸の町並みです。

PM2.5？黄砂？花粉？汚い空気からなのか淀んで見えます。

こんな巨大な廃墟は自分たちに何度も足を運ばせ

4時間程の時間も潰させてくれます。

勿論、GF3もちゃんと活用しておりますよ？

この壁が綺麗だった頃が見たかったな・・・

某廃墟ブログのトップ画像になっているこちらの画像。

倒れているタンスと思われる家具。

一瞬、動物の死骸と思ってしまうがこれは衣類だ。

玄関から入ってすぐのこちらの空間は崩壊がひどく今にも崩れて来そうだ。

だが、こちらの部屋もなかなか良い表情を見せてくれる。

1階の客室は暗くてカビ臭くて好きじゃないが行ってみた。

やはり暗くて写真を撮るのも結構苦労した。

一体、どの様な感じでこんなにガラスが割れるのだろうか・・・。

天空の城ラピュタを彷彿とさせるマヤカン。

こちらから見るマヤカンが一番落ち着くと思われる。

屋上から折れて落ちてきた煙突もある。

骨組み丸出しで怖い。

コンクリが溶け出して鍾乳洞みたいになっていた。

何度目か分からないぐらい来たマヤカンだが今日も楽しませてくれた。

また、来るだろうがその時にはもっと良いカメラを持ってきたいと思う。

せめてものお願いだからこの聖地を荒らさないでくれ。

みんなで残そう、マヤカンにご協力を。

ありがとうマヤカン、いつまでも残っていてくれ。

そう思い、マヤカンに一礼してこの聖地を後にした。